【便秘がちの方要注意】腸内環境の悪化が引き起こす7つの病気

便秘だと病気になりやすいって聞いたわ。これってホントなの?

はい。便秘ぎみの方は腸内環境が悪い場合が多いので、病気にかかりやすくなるといわれていますよ。

やっぱりそうなんだ。ねぇ、腸内環境が悪いと、便秘の他にも何か別の病気になりやすいってことはないの?

それは十分考えられます。ではここでは、腸内環境の悪化が引き起こす病気をいくつかご紹介していきましょう。
腸は体に必要とされる栄養を一心不乱に吸収し、体を運営してくれるガソリン供給を行う大事な場所です。
腸は、私たちの体が欲する必要分だけの栄養素をしっかり吸い上げ、ウィルスや細菌・病原菌など人体に悪い影響を与えるものは排除するというハイレベルな機能を持っています。
また口と肛門をトンネルに見立てるとよく分かりますが、腸は体内に存在しながら外の世界と接している一風変わった臓器で、外界と接していることで毎日侵入してくるウィルスと日々格闘して私たちの健康を守っています。
ここでは、そんな四六時中ウィルスや細菌から体を守ってくれる優秀な臓器である「腸の腸内環境」について取り上げ、「腸内環境が悪化すると一体どんな病気を引き起こすのか」、ご紹介していきます。
この記事の目次
腸内環境の悪化が引き起こす病気① 便秘
腸内環境が悪いとスグ便秘になる?
便秘は、腸内環境が悪くなると引き起こされる代表的な病気の一つです。
「便秘って病気なの?」と思う方もいるかもしれませんが、便秘は「便秘症」という立派な病気です。
便秘は一般的に、3日以内に1度も排便がない症状のとで、便秘に苦しんでいる方は日本全国に相当数いるといわれ、現在は日本人の3~4人に一人は便秘なのではないかといわれています。
「腸内環境が悪い」という状態は、腸内に悪玉菌が増えて、善玉菌が少ないという状況です。
このような状況下では腸のぜん道運動が弱くなるので、便意も起こりにくくなり、排便が出来なくなっていきます。
また悪玉菌が増加中であると、動物性の脂肪やタンパク質などの消化に時間がかかることがあり、さらに腸内で便が停滞化するようになりますので便秘がひどくなることも考えられます。
便秘は腸内環境の悪化によって、最も引き起こされやすい病気だといえます。
腸内環境が悪いと下痢にもなりやすい?
腸内環境が悪いと、下痢にもなりやすくなります。
先程、口から肛門をトンネルに例えましたが、腸は外界とつながっているため、ウィルスや細菌が入ってきやすい場所です。
腸内環境が悪化すると、腸内に入ってきたウィルスや細菌を攻撃する力が弱くなるので、下痢を起こしやすくなります。
下痢は「体に変なウィルスが入ってきたよ~!」という警報で、下痢を起こすことによってウィルスや細菌を強制的に肛門から排除しているのです。
このように腸内環境の悪化により、便秘や下痢の症状というものは引き起こされます。
「最近、便秘がちだなぁ」「この頃、なんだか下痢が続くな」と思われるような方は、「乳酸菌サプリ」などを飲んで乳酸菌を摂取すると、腸内環境が良くなり症状が起こりにくくなるといわれています。
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悪玉菌が多い腸内環境だと便秘や下痢の症状に見舞われやすくなります。乳酸菌サプリで腸内環境をキレイに保っていきましょう!
腸内環境の悪化が引き起こす病気② 肥満
腸内環境が悪いと太りやすい?
腸内環境が悪くなると、太りやすくなるといわれています。
腸内環境が悪化する原因は、偏食、乱れた生活習慣、加齢など様々ありますが、現代ではこれらのおかげで腸内環境を良好に保つことが非常に困難になってきています。
腸内には何兆個もの腸内細菌が棲みついていて、この腸内細菌のバランスが崩れ去ってしまうと肥満になりやすくなるといわれます。
善玉菌の腸内細菌が、私たちが口にしたものを分解すると「短鎖脂肪酸」という有機酸を作ります。短鎖脂肪酸は腸から吸い上げられて血管に送られ、全身に届けられます。
短鎖脂肪酸は脂肪細胞に働きかけることが分かっており、血液によって送られた短鎖脂肪酸が脂肪細胞に接触すると、脂肪の備蓄が止まり、肥満予防に効果的に作用するというわけです。
悪玉菌の腸内細菌が食べ物を分解した時には、短鎖脂肪酸は生産されません。
しかし乱れた生活習慣や生活スタイルでは、腸内に善玉菌が少なく、悪玉菌が多い状況であると、肥満を防いでくれる短鎖脂肪酸を造ろうにも作り出すことが出来ないのです。
ですから腸内環境が悪化すると、どうしても肥満傾向が強くなってしまうのです。
善玉菌を増やすことが肥満を防ぐカギ!
このように腸内環境が悪くなると太りやすくなりますから、乳酸菌の摂取などで腸内に善玉菌を増やしてあげることが大切です。
オススメは「乳酸菌サプリ」の摂取です。
乳酸菌サプリを毎日コツコツ摂取することで、腸内環境の悪化を食い止め、腸内細菌の力(腸内フローラ)でダイエットすることも可能になるといわれています。
腸内フローラダイエットは、乳酸菌の力を利用した無理のない簡単ダイエットということで、今とても人気のあるダイエット方法です。
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腸内環境の悪化で、脂肪細胞を抑制してくれる短鎖脂肪酸が生産されにくくなります。腸内環境を整えれば腸内フローラダイエットも可能です!
腸内環境の悪化が引き起こす病気③ 糖尿病
糖尿病は腸内環境の悪化が呼び水になる?
腸内環境が悪い状態であると、糖尿病にもなりやすくなるといわれています。
それはなぜかというと、先程も少し触れましたが「短鎖脂肪酸が作られる数が激減してしまう」からです。
先程、短鎖脂肪酸は脂肪の備蓄を抑制して肥満になるのを抑えてくれる働きを持つと言いましたが、短鎖脂肪酸はこの脂肪細胞の抑制を行う作用の他に、インシュリンの分泌にも大きく関係している成分です。
短鎖脂肪酸の数が減少すると、インシュリンホルモンの分泌も減少してしまうといわれています。
インシュリンは上がってしまった血糖値を下げる唯一のホルモンで、インシュリンの代わりになるホルモンはありません。
ですから、インシュリンの分泌は体にとって非常に重要なことです。
腸内環境の悪化で糖尿病になりやすくなるというのは、腸内細菌が短鎖脂肪酸を沢山作ることが出来ず、インシュリン分泌も少なくなってしまうからです。
インシュリン分泌の減少で血液中に糖が溜まり、インシュリンとくっつくことが出来ない糖はエネルギーになることも出来ず、そのまま尿と一緒に放出されます。
短鎖脂肪酸がインシュリン分泌に関係しているわけですが、短鎖脂肪酸は腸内に善玉菌が多い善玉菌優位の状態で多く生産されます。
腸内環境を良くすることが、糖尿病予防につながります。
糖尿病予防は腸内環境を整えることから!
腸内環境が悪化してしまうことで糖尿病になる可能性が高くなるなら、腸内環境を良くしてあげればよいのです。
腸内環境を良くするということは、腸内を善玉菌で満たしてあげるということです。
善玉菌を増やすためには、「乳酸菌サプリ」を摂取するのが最もオススメな方法です。
乳酸菌サプリなら飲みやすいサプリメントになっていますので、食後に毎日摂取すれば、腸内に善玉菌が充満してきて糖尿病を予防する効果も見込めるようになるでしょう。
関連記事一番効果的な飲み方はどれ?乳酸菌サプリの正しい飲み方

腸内環境が悪化しているとインシュリンの分泌も悪くなります。乳酸菌サプリを摂ることで腸内環境が良くなり、糖尿病を予防することが望めます!
腸内環境の悪化が引き起こす病気④ 花粉症
花粉症の方は腸内環境が乱れている場合が多い
腸内環境が悪いと、花粉症にもなりやすいですし、花粉症の症状自体も重くなりやすいといわれています。
花粉症は、腸の免疫システムが上手く作動しないことで起こるといわれています。
スギや草花の花粉が口から腸に入り込んでくると、腸内環境が悪い方は、過剰に免疫機能が働いてしまい大量の鼻水や涙、何度もくしゃみを出させて花粉を体内から必至に追い出そうとします。
反対に腸内環境が乱れていない方は、花粉が腸に入り込んできたしても鼻水や涙など大量に出さなくとも、腸内細菌の力だけで花粉を駆逐したり、便と一緒に排出することが出来ます。
腸内環境の悪化はアトピーにも影響する
アトピー性皮膚炎を発症している方の腸内を調べると、悪玉菌がとても多く、腸内環境が悪化している場合が大半だといわれています。
アトピー性皮膚炎も花粉症と同じ、アレルゲンの侵入によって引き起こされる病気です。
腸内環境を良いものとすることが出来れば、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状は和らいでいくはずですし、緩和に向かうといわれます。
腸内環境を良くするためには、「乳酸菌サプリ」の摂取がとても効果的です。
花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の予防や緩和・軽減対策には、乳酸菌サプリの摂取をおすすめします。
関連記事アレルギーに効く乳酸菌はこの7種類!特徴や効果まとめ

腸内環境が悪いと様々なアレルギー症状が出やすくなります。アレルギー症状を抑えるためには、乳酸菌サプリの摂取が有効です!
腸内環境の悪化が引き起こす病気⑤ ニキビ・皮膚炎
腸内環境の悪さが肌に露出する?
腸内環境が悪化していると、顔にニキビや吹き出物も多く出るといわれています。
腸内環境が悪いと腸の働きがサビつき、毒素や老廃物・ガスなどが腸に溜まり始めます。
これら肌に悪影響を与える毒素は、排便時に便と一緒にスグ排出されるならば肌には何のつめ跡も残しません。
しかし、腸内に長い間留まるようになると毒素は腸から吸収されて血液に混ざり込んで、次第に悪さをします。
全身を巡る血液は皮膚の上に毒素を撒き散らして、刺激を与えまくっていくのです。顔の皮膚はとても薄いので、毒素から刺激を受けるとすぐに敏感に反応し、ニキビや吹き出物・皮膚炎などの炎症を出すようになってしまいます。
悪い腸内環境が毒素を作り、汚い肌を作り上げてしてしまうということです。
綺麗なスベスベのお肌は、腸内環境の悪さから脱出した時に初めて得られるものです。
実際、毎日のようにお通じがある方は、ニキビや吹き出物・皮膚炎とは無縁の生活を送っているものです。
腸内環境を良くするために実践出来ること!
腸内環境を良好なものに変換していくためには、腸に善玉菌を増やす作業が必要になります。
腸内細菌の総数はおおむね決まっているので、善玉菌を増やすことに成功すれば、悪玉菌が占める割合は減っていきます。
そして善玉菌を増やすのに最も効果的なのは、「乳酸菌サプリの摂取」を実践していくことでしょう。
乳酸菌サプリは妊婦さんや授乳中の女性も摂取できるほど、安全な商品です。副作用の心配もなく安心して飲むことが出来ますから、腸内環境を良きものとしていくことが叶えられるようになるでしょう。
関連記事授乳中はNG?乳酸菌サプリを飲んではいけない人とその本当の理由
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腸内環境が悪い分だけ肌のトラブルが増えやすくなります。乳酸菌サプリの摂取で肌トラブルとは永遠にお別れしましょう!
腸内環境の悪化が引き起こす病気⑥ 大腸がん
がん細胞は大腸で作られる?
腸内環境が悪化していくと、大腸がんになる可能性も高まるといわれています。
ガン細胞は、そのほとんどが大腸で作られるといいます。どんな方でも、毎日3000個以上のがん細胞が作られるといわれ、その大部分は大腸の免疫細胞により死滅させられています。
健康な方は大腸の免疫細胞の免疫機能により、ガンに発展することはなく、毎日健康的な生活を送ることができているというわけです。
腸内環境が悪化してしまうと、まず身体を守ろうとする免疫機能力が低下します。
免疫機能の約70%は腸に集中して置かれているため、腸内環境の悪化は即、がん細胞の増加につながってしまうということです。
がん細胞が毎日作られているなら、毎日がん細胞をやっつけていかなければ、人間はみな最終的に「ガン」に侵されて死んでいくことになってしまいます。
そんな未来図は描きたくありません。
がん細胞に対抗するものは免疫しかない!
腸内環境の悪化により身体の免疫機能が低下すると、がん細胞を死滅させる働きに徐々にブレーキがかかり始めます。
この状態が続けば、いずれは「大腸がん」を誘発してしまうことは予想できます。
腸内環境を最良の状態に維持しておくことは、がん抑制に対して非常に効果的な作用をもたらしているということですから、がんにならないようにするために腸内環境をいつも整えておくことは重要なことではないでしょうか。
そして、がん抑制のために免疫機能をいつも万全な状態に確保しておくためには、なんといっても乳酸菌サプリの摂取が有効的です。
乳酸菌サプリを毎日定期的に長期間摂取することで、腸内環境の悪化から抜け出すことが出来ます。そして、がん細胞を攻撃してくれる免疫システムの強化を図ることができるようになるでしょう。
関連記事便秘解消だけで終わらない?乳酸菌がカラダに与える7つの効果

腸内環境の悪化で、免疫機能ががん細胞を攻撃する力が弱くなります。乳酸菌サプリで腸内環境を整えて、がん予防をしていきましょう!
腸内環境の悪化が引き起こす病気⑦ うつ病
腸内環境が悪いとうつ病になる?
腸内環境が悪くなってくると、気分が暗く落ち込んでしまう「うつ病」にもかかりやすくなるといわれています。
もともと、うつ病を発症している患者さんの多くは腸内環境が悪いということが分かっています。
そして、うつ病患者さんに生活リズムを整えてもらったり、乳酸菌の摂取などを行ってもらうことなどで腸内環境を整える作業を実践してもらうと、「うつ症状が改善された」ということも、多数の研究や調査で分かっています。
腸内環境が悪化するとうつ症状を出しやすくなるのは、脳にセロトニンが少なくなるからだといわれています。
セロトニンは脳が嬉しい気分や楽しい気分を味わうために必要なホルモンで、ドーパミンなどと同じように脳の伝達物質のうちの一つです。
セロトニンは脳ではなく、腸内で作られることが分かっており、腸内環境が悪化することでセロトニン生産が少なくなってしまうことも解明されています。
腸内環境の悪化でセロトニンが不足し、脳にはセロトニンが行き渡らなくなり、「何をしても楽しくない」「なにもやる気が出ない」という、うつ病になるのです。
腸内環境の悪化を断ち切ることが大切!
腸内環境の劣悪化を断ち切るためには、乳酸菌サプリの摂取をすることが最もおすすめな方法です。
乳酸菌サプリは便秘やおならの匂いを改善するためなどにも有効的に働きますが、それ以外にも、うつ症状の予防や緩和にも効果的だといわれています。
腸内環境を善玉菌優位の最良のもとするために、ぜひ毎日、乳酸菌サプリを摂取してみることをおすすめします。
乳酸菌サプリはまた、ストレスを受けやすい「過敏性腸症候群」の方にも効果的だといわれています。過敏性腸症候群で便秘や下痢に苦しんでいる方も、ぜひ乳酸菌サプリの摂取をおすすめします。
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腸内環境が悪いとうつを呼び寄せることにもつながります!乳酸菌サプリの摂取で腸内環境を整えて、セロトニンをバンバン作っていきましょう!
まとめ
腸内環境が悪化すると、免疫力が落ち込んでいきますので様々な病気に侵されやすくなります。
病気にならないようにするための病気予防をするためには、免疫力の向上や維持を欠かすことができません。
免疫力は、腸内環境が整ってくると次第にアップしてきます。
ですから乳酸菌サプリの摂取で腸内環境を善玉菌優位の状態へ導いて、常日頃から、様々な病気予防をしていきましょう。
健康的な笑顔、健康な生活、健康な人生、「すべては腸で決まる!」と言っても過言ではないでしょう。

腸内環境を良好な状態に保つことは、自分の健康を守ることです!乳酸菌サプリの摂取で腸内環境を良好にしていくことが大切です!