マグミットからオリゴ糖へ乗り換える理想のタイミングとは?
マグミットやマグラックスといった便秘解消薬に頼っている方は、ほとんどの場合長期間服用しているようです。
便秘というのは、一過性のものではなく、大腸の機能や腸内の菌(善玉菌・悪玉菌・日和見菌)のバランスによって左右される『体質』に依存するものであるため、『2〜3日薬を飲めば治りますよ〜!』というものではないのが長期服用の大きな理由。
マグミットは、ウンチを柔らかくする効能で便の排出を助けるのですが、極端に言うと効能はそれしかありません。便秘を解消させるというよりもウンチを柔らかくするだけなので、良い意味で威力が弱い薬なのです。
それゆえ、妊娠中に飲んでも胎児に影響はなく、授乳期のママが飲んでも子供へのリスクはないのです。
ただ、長期間服用するとなると、やっぱり心配ですよね。副作用がないといっても、クスリはクスリ。
マグミットは危険⁉︎便秘に悩む妊婦が薬に頼ってはいけない理由でも紹介した通り、わたしはマグミットの長期服用によって『常習性』というとっても恐ろしい副作用を経験しました。
私の苦労を味合わないために、できるだけ早いタイミングで薬を卒業し、『クスリに頼らない腸内環境の正常化』を目指しましょう!
クスリを卒業できる人とできない人
- マグミットやマグラックスの服用を終了し、クスリに頼らない生活を送るのか?
- クスリを飲み続ける生活を選ぶのか?
これは主治医の先生との相談によって決めるのが正しい選択です。
・・・って、そんな当たり前の事を書くだけならこのブログの存在意義はないわけで、、、自分なりの見解や経験をまとめますね。
私は、『マグミットなどの便秘薬から卒業できるのは生活習慣が乱れていない方だけ』だと思っています。
便秘解消に効果があるといわれるオリゴ糖やカスピ海ヨーグルトを食べたところで、
- 生活リズムが不規則
- 食事内容が欧米食中心で偏食気味
- お菓子ばっかり食べている
- ほとんど運動していない
- ストレスを感じることが多い
こういった方には、焼け石に水。期待しているほどの効果は得られないと思います。
便秘というのは生活習慣病です。便秘の改善には便秘気味になる原因を無くし、便秘解消の補助目的で便秘解消食品を摂るという意識を持つことがとっても重要なのです。
つまり、薬から卒業し、オリゴ糖や善玉菌サプリに移行に関しては、『生活習慣の乱れがない(少ない)方にチャンスがある!』というのがわたしの結論なのです。
『チャンスがある!』という表現を使ったのは、万人が該当するとは言えないからです。痔を発症するぐらいの極度の便秘症に悩んでいる妊婦さんなどは、便秘解消食品に頼るのではなく、主治医に相談し、薬を使ってできるだけ早く便秘を治す事を優先すべきだと思います。
このブログをご覧の女性は、適度な運動ができている方は少ないと思います。
でも、妊娠中や産後の育児中は、仕事や対外関係でストレスを感じる場面が少ないでしょうし、食事にも気をつけている方が多いと思いますので、上記の全てに該当する方は少なく、薬から卒業できる可能性は十分あると思いますよ。
煽ってしまってごめんなさい。。。
By: kweez mcG
理想の乗り換えタイミング
では、本題の『クスリから栄養補助食品への理想の乗り換えタイミング』についてです。
乗り換えるタイミングはとっても難しいのですが、理想を言えば『今すぐに!』ということでしょう。可能であればできるだけ早くクスリを卒業したほうがいいです。
ただ、マグミットを飲んでいても
- コロコロウンチになっている時
- 毎日決まった時間に便が出ていない時
これらの場合は腸内環境が悪化している可能性が高いので、少し落ち着いてから乗り換える方がベターでしょうね。あとで説明しますが、クスリから食品への乗り換えは、両方を併用しながら徐々に薬を減らしていくほうがいいと思います。
勢い任せというのは一つの選択肢ですが、その時は便の調子をこまめにチェックしていくことが重要です。
わたしの”乗り換えテクニック”
便秘を解消するゴボウ茶やオリゴ糖を飲むタイミングはいつ?にも書きましたが、わたしは最初、カイテキオリゴの飲み方を間違っていたので、乗り換えた当初はあまり効果がありませんでした。
しかし、効果的な飲み方をマスターして以降は、カイテキオリゴがわたしの便秘状態を解消してくれています。
そういった経験を踏まえ、マグミットから便秘解消食品(カイテキオリゴ)へのオススメの乗り換え方を紹介します。
- カイテキオリゴを注文(3日ほどで到着しますよ)
- 到着後、早速オリゴ糖を摂取。摂取するタイミングは食事中。ただし、薬は飲み続ける!
- 2〜3日ほど併用した後、マグミットの摂取量を減らし、効果を検証していくていく(1日3回⇨1日2回・1回)
マグミットやマグラックスは、薬を飲んでも数日はゆるいウンチの効果が持続します。しかし、それを見越してもやはり数日は『クスリと食品の併用』で様子を見るようにしてください。
もちろん、カイテキオリゴやごぼう茶などの便秘解消食品は薬ではありませんので、飲み合わせによる副作用はありませんのでご安心を!
2・3日併用した後は、とうとう『クスリとの卒業』です。卒業といっても徐々にですよ。最初は1日2回。理想は朝食後の服用をやめるのがいいですね。日中は体も活動的で腸も動きますた、夜寝ているときは腸の活動は少なく、便がとどまりやすい(ようなきがします)。
ここで大事なことは、『毎日の便を欠かさずチェックすること!』
- 固くてコロコロしたウンチなのか?
- 理想的なバナナウンチなのか?
もし、理想的なウンチが続くようであれば、次は昼食後の薬をやめ、最後はとうとう薬からの卒業です。
少し時間はかかりますが、これぐらいゆっくり検証しながら薬から卒業する方が安全です。ただ、『自分は強引に乗り換える!』という方を否定するわけではありません。あくまでも一つの方法の紹介ですので、参考にしてみてくださいね。