不妊治療をすると便秘になる?その理由と対処法
不妊治療を続けていると、極度の便秘になった。。。
『マグミットは危険⁉︎便秘に悩む妊婦が薬に頼ってはいけない理由』でも投稿した通り、わたしがクロミッドによる不妊治療を続けている間、とっても大変な便秘に陥りました。
まさか、不妊治療によって便秘になるなんて思ってもいませんでしたが、不妊治療薬のクロミッドは便秘になりやすいという副作用があるようですね。
さて、現代では男性とともに女性の晩婚化が進んでいることやストレスが多いこと、食事の変化などを原因として不妊症に悩む方ってとっても増えているみたい。
タイミング法だけで妊娠できるならいいのですが、クロミッドや排卵誘発注射を使用すると、便秘に陥る可能性が出てきます。
ということで、今回は不妊治療中に便秘で悩んだ経験を記事にまとめました。同じような境遇の方の参考になればいいなと思います。
不妊治療で便秘になる理由
不妊治療といっても色々ありますが、やはり代表的なのが「排卵誘発剤(クロミッド)による投薬治療」です。
このクロミフェン製剤(クロミッド)が、不妊治療で便秘になる方が多い原因の一つになっているのです。
クロミッド錠は、脳に働きかけて、黄体形成ホルモン放出ホルモンの分泌を促進します。それによって下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌されて卵巣に働いて排卵を起こさせるというメカニズムで働きます。
この黄体ホルモンは、妊娠ができるように体内の水分量を維持したり、大腸のぜん動運動も抑えて、女性の身体を整えるために働きます。
その結果、便秘になってしまうのです。
クロミッドは短期間の服用だけではなく、一定期間の服用が必要なため、薬を飲み続けると、どんどん便秘が酷くなり、しまいにはカチカチうんち・コロコロうんちになってしまうのです。
すぐに妊娠してくれればいいのですが、妊娠できない期間が続き、クロミッドに頼る期間が長引くと、それだけ便秘リスクが上がるのです。
ストレスによる便秘
不妊症であることの悩みやつらさ、長期に及ぶ治療や高額になりがちな治療費など、不妊治療にかかる女性側のストレスは非常に大きなものです。
多大なストレスやプレッシャーによって、腸に働きかける自律神経が乱れ、便秘を引き起こすこともあります。
『ストレスなんかで便秘になるの?』
って最初は思っていましたが、不妊治療を続けていくと、『いつ妊娠できるんだろう?』と不安になってきますし、それに加え、旦那や両親など、周りからの期待などによって想像以上に辛い思いをします。
それがストレスとなり、その結果、腸内環境が悪化、便秘になるのです。
不妊症と便秘の深い関係
次は、不妊症と便秘の関係。
便秘とは、腸内の善玉菌が減少して悪玉菌が増え腸内環境が悪化すると、腸がうまく機能しなくなり、便を押し出す力が弱まり、その結果、便秘になります。
本来排出されるべき便が体内に長く滞留することで身体に悪影響を与えるだけでなく、血行が悪くなり身体や内臓が冷えてしまいます。
その結果、うまくホルモンが分泌されなくなってしまい、不妊の原因となってしまうのです。
不妊症かも、と思ったら、まずは普段の食生活を見直し、体を温め、体操や薬などを上手に活用しながら便秘をまず改善しましょう。便秘には食物繊維の摂取がかなり効果的なので、積極的に野菜を食べるといいですよ。
野菜嫌いとかしんどくてたくさん野菜が食べられない!という方なら、便秘に効く青汁の選び方と一番オススメの青汁とは?で紹介している青汁を飲む方法も効果的です。
手っ取り早くたくさんの食物繊維を摂るには、やはり青汁が最適です。
不妊治療中に効果的な便秘解消法
クロミッドを飲み続けている以上、便秘が劇的に解消される可能性は低いのですが、わたしが実践した方法は、腸内環境を正常にさせるように努力したことです。具体的には、
ただ水分をとるだけでは便秘は解消されないし、願っていても変化はありません。積極的に便秘解消に向けて工夫していくと、自ずとクロミッド服用中でも便秘症がなくなりますよ。
女性にとっては、心の底から赤ちゃんを望むのに不妊症のためになかなか授かることができないという状態そのものが非常に心苦しいものです。
わたしも2年間の不妊治療で、その苦しみを経験しました。
この記事をご覧の方に、少しでも早く赤ちゃんがきてくれればいいですね。