妊娠中にクスリもサプリも頼らずに便秘を解消する簡単な方法とは?
便秘を解消する方法って、意外とたくさんあるものです。
- マグミットやマグラックスといった便秘薬を飲む
- 定期的に運動する
- 野菜をたくさん食べる
- ヨーグルトを毎日食べる
- 便秘解消サプリを飲み続ける
どれも正解で、人それぞれ効果の違いがあるでしょう。しかし!
このブログページをご覧の方は、おそらく便秘に悩む妊婦さん、または産後ママだと思います。
こういった方は、便秘解消法にも制限がかかりますよね。「運動できない!」「便秘薬を飲めない!」「野菜をたくさん食べる事ができない!」
妊娠中や育児中って、子供が優先なので、自分の便秘解消って後回しになってしまいがち。でも、便秘って放置しておくと、それがクセになり、なかなか治りにくくなってしまうものです。
できるだけ早めに手を打つ必要があるのです。
そこで、今日は、「絶対にクスリやサプリに頼らずに便秘を解消したい!」とお考えの方に紹介できる、便秘解消に近づく生活習慣を紹介しますね。
①目覚めの水は便秘薬代わり?
便秘とは、便が大腸に止まり続ける事により、水分がなくなり、便が押し出されにくくなる事ですよね。つまり、便秘解消には、便をいかにスムーズに押し出すかが重要なのです。
便がスムーズに出すカギは、便を押し出す大腸のぜん動運動。ぜん動運動は食べ物が胃に入った刺激で始まり、便が直腸にたまると便意が起こって便が出るのが正常な動きです。
便秘がちの方は、この『胃への刺激』を効果的に与える事で、便意を催す強さがアップするのです。
この排便の流れに繋がる胃への刺激が最も起こりやすいのが朝食後なんです。朝起きてすぐにコップ1杯の水を飲むと胃腸が目覚め、便意がよりスムーズに起こりやすくなるんです。
よく、「便秘気味なら、朝起きてすぐに冷たい水を飲めばいいよ!」って親に教えられた事ないですか?
これは、おまじないじゃなしに、きちんとした理由があったんです。
②食物繊維にもバランスが大事!
食物繊維は、朝にたまった老廃物を絡めて押し出したり、ぜん動運動を促したり、便を柔らかくしてお通じを良くする働きがあります。
そして、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があるんです。
読んで字のごとくですが、不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維で、水溶性食物繊維は水に溶けやすい性質の食物繊維です。
これらの食物繊維は、それぞれの効能に違いがあり、バランス良く摂取する事で、効率的に便秘が解消されるんです。
食物繊維の摂取量の目安は1日17グラム。そして、便をスムーズに出すためには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2対1のバランスで取るのがオススメなんです。
【不溶性食物繊維】
穀類・野菜・豆類・いも類・きのこ類
【水溶性食物繊維】
海藻・果物類
実際のところ、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合を2対1のバランスで摂取する事はとっても難しいと思います。というかほぼ無理でしょう!(笑)
でも、大事な事は、食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、両方とも意識して食る!と意識することなんです。
やっぱりヨーグルトは大事!
このブログでも再三紹介していますが、やっぱり便秘解消にはヨーグルトの乳酸菌が大事なんです。
よく、「ヨーグルトを食べても便秘が治らない!」って声がありますが、これは『ヨーグルトを食べる量とヨーグルトに含まれる乳酸菌の質の問題』だと思います。
高純度の乳酸菌をたくさんとれば、腸内環境が改善され、かなりお通じがよくなるはずですよ。
私がオススメしているカスピ海ヨーグルトは、生きたまま腸に届いてくれる粘り強い乳酸菌(クレモリス菌FC株)が配合されているので、腸内環境の悪化が原因となっている便秘なら、きっと解消に貢献してくれるでしょう。
カスピ海ヨーグルトの他にも、『生きたまま腸に届く乳酸菌』はあると思いますので、どれがご自身の腸に一番効くのかは飲んでみないとわかりません。なので、いろいろ試してみるのも一つの方法ですね。
まとめ
妊娠中でも育児中でも、便秘は放っておくと、それがクセになりなかなか体質改善できなくなります。
今は、妊娠中でも授乳中でも飲める便秘薬や便秘解消サプリメントがありますので、そういった商品を積極的に活用し、できるだけ早く便秘とおさらばする方がストレスもかからずにいいと思います。
水+食物繊維+ヨーグルトで、便秘を解消しましょう!