妊娠中の便秘改善には「夜ヨーグルト」がおすすめの理由
妊娠中はどうしても便秘になりがち。
というのも、おなかがどんどん大きくなっていくことで、血行が悪くなり、腸も圧迫されてしまうため、腸のぜん動運動が低下して、食べたものがスムーズに排出されなくなっているからです。
だけど、
妊娠中にはなるべく薬は飲みたくない!
とお考えのプレママさんはとっても多いのです。そんなプレママさんに選ばれているのがヨーグルトの摂取による便秘解消法です。
このブログで、何度かヨーグルトの重要性を投稿してきました。
もともとヨーグルトが便秘に良いと言われているのは、腸内環境を改善してくれるからということは広く知られていますよね。
ですが、その摂り方・量を注意しないと、せっかくヨーグルトを食べても効果的に便秘改善に役立てることができないんです。
ということで、今回は、
- ヨーグルトを食べる時間
- ヨーグルトを食べる量
- ヨーグルトと一緒に食べるもの
など、ヨーグルトについて、体験談も含めながら少し詳しく書いてみますね。
ヨーグルトを食べる時間
ヨーグルトというと、一般的なイメージとして、
『朝食で、洋食ならトーストやサラダや卵焼きと、和食ならごはんとお味噌汁、漬物や煮物などと一緒に食べる』
というものが強いものですね。
ですが、実は、
ヨーグルトは朝に食べるよりも夜寝る前の2〜3時間前に食べる方が、効果があるんです。
というのも、腸が活発に動くゴールデンタイムは夜の22時から深夜の2時まで。
この腸のゴールデンタイム時に、ヨーグルトがちょうど腸の辺りに届くようにすると、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの体にうれしい成分が働いて大活躍してくれるんです。
もちろんこれまでのように朝にヨーグルトを食べるのも悪いことではありません。ですが、起きているときは腸の活動よりもそれ以外の体の活動のほうにエネルギーが充てられるので、朝に摂る方法はせっかくのヨーグルトが最大限活かされる食べ方ではありません。
これからは、朝よりも夜!を心がけてヨーグルトを食べるようにしましょう。
ヨーグルトを食べる量
ヨーグルトと一言で言っても、いろんなタイプがありますね。ひとり分に小分けになったもの、ファミリータイプのもの、ドリンクタイプのものなどさまざまです。
だいたいひとり分に小分けされたものは、1個あたり60〜100g程度が入っています。ファミリータイプでは400gが主流ですね。
妊婦さんの便秘改善に最適な量は、一回あたり200gです。
ひとり分の小分けタイプだと2個分以上、ファミリーパックの約半分というと、実際に食べてみたらけっこう量が多くて最初はびっくりするし、食べきるのにちょっと一苦労かもしれません。
ですが、この量がポイントなんです。
もし最初に200g食べてみて、キツいなと思ったら、最初はその半量の100gから徐々に増やしてみるのもよいでしょう。
決して無理をする必要はありませんし、もし200グラムのヨーグルトがきつければ、妊娠中も安心して摂取できるビヒダスBB536などの便秘対策サプリメントのチカラを借りてもいいでしょう。
無理のない範囲で頑張ってください。
ヨーグルトと一緒に食べるもの
200gの無糖のヨーグルトをなにも無しで食べきるのはさすがに大変です。そんな時は、その時期の旬のフルーツやドライフルーツをプラスしましょう!
ビタミンやミネラルなどの栄養もプラスされる上に、食べ飽きないので毎日続けることができます。
妊娠中には、貧血になりやすいため、プルーンやレーズンや干しあんずなどは特にオススメです。
また、腸で乳酸菌のごはんになるオリゴ糖もプラスするためにはちみつも適宜掛けることを忘れないようにしましょう。便秘解消目的で人気のあるカイテキオリゴなんかもいいでしょうね。
そのほか、はちみつにもミネラルやビタミンB群、フラボノイド、アミノ酸などうれしい成分がたっぷり入っているので、妊娠中のバランスの取れた栄養補給に最適です。
この「夜、200gのヨーグルトをフルーツとともにはちみつを掛けて食べる」方法なら、妊婦さんも薬に頼ることなく、翌朝起きた時に腸がゴロゴロし、動いているのをきっと実感できるはずです。
ヨーグルトは乳酸菌のほかにも、豊富なカルシウムをはじめとしたミネラル、良質なたんぱく質や脂質、ビタミンなど、妊婦さんにうれしい成分が凝縮された理想的な食べ物です。
ぜひ栄養補給にも役立つヨーグルトを妊娠中に上手に取り入れて便秘の解消に役立ててくださいね。