授乳中はNG?乳酸菌サプリを飲んではいけない人とその本当の理由

便秘に悩んでいるんだけど、「乳酸菌サプリ」って赤ちゃんに授乳してても飲んでいいのかしら?

はい、もちろんいいですよ。乳酸菌サプリは副作用の心配がないといわれていますから、授乳中でも飲んで大丈夫です。

そうなのね。ねぇ、乳酸菌サプリを飲んではいけない人っているの?

基本的にはいないとされていますよ。ではここでは、乳酸菌サプリを飲んではいけない人について説明していきましょう。
赤ちゃんに授乳している最中は、とても幸福な時間でしょう。
愛するわが子が自分の母乳を美味しそうに飲んでいるのを見ると、とても心が和みます。
母乳は、ママの血液から作られます。血液はママの口から入った全ての食べ物で完成されますので、母乳の内容成分は、ママが何を食べたかで決まります。
「乳酸菌サプリを授乳中に飲むのはNGなのか」
ここでは、乳酸菌サプリを飲んではいけない人と、その理由についてご紹介していきます。
この記事の目次
乳酸菌サプリは授乳中はダメ?
授乳してたら乳酸菌サプリを飲んではいけない?
乳酸菌サプリを便秘解消のために飲んでいる妊婦さんは多いです。
では出産後に赤ちゃんに授乳を行うようになれば、乳酸菌サプリは飲まないほうがよいのでしょうか?
答えは「NO」です。乳酸菌サプリは、授乳中に飲んでも全然大丈夫です。
まだお腹の中に赤ちゃんがいる妊婦さんの場合、腸の筋力が落ちることで便秘になることや、赤ちゃんが次第に大きくなるにつれて腸が圧迫されて腸が細くなることで起こる便秘などがあります。
乳酸菌サプリはもちろん、妊娠中の便秘にも効果的です。
授乳中の便秘は、生活サイクルの乱れや授乳の疲れで腸の元気がなくなり便秘になる場合が多いですから、乳酸菌サプリの摂取をして便秘を解消していきましょう。
乳酸菌サプリは授乳中でも安心!
授乳というのは、赤ちゃんを出産した直後からすぐ始まります。まだ生まれたばかりの赤ちゃんは胃も小さいですし、ママのおっぱいから母乳を吸い上げる力も弱いです。
ですからママは赤ちゃんに対して、3時間おきくらいに授乳していくことになります。
赤ちゃんの首が座るまでは1日3時間おきの授乳、10~15回のおむつ替え、ギャン泣きしたらあやすなどの作業を、数ヶ月の間延々と続けることになります。
また赤ちゃんの首が座って寝返りやお座りをするようになると、今度は離乳食作りも始まります。
このような生活サイクルで日常が回り始めると、いつしかママの体には疲労が蓄積し、腸内の動きも悪くなって便秘がちになります。
便秘になってしまった腸は、善玉菌が少なく悪玉菌が多い腸内環境になっているので、悪玉菌を減らすことが出来れば便秘は改善されることが多いといわれます。
ですから授乳中でも乳酸菌サプリを飲んで、悪玉菌の少ない善玉菌優位の腸内環境を作り上げていくことができれば、授乳中の便秘も解消の道を進むでしょう。

乳酸菌サプリは、赤ちゃんへ授乳中であっても安心して飲むことができます!
乳酸菌サプリは授乳中の人にこそ必要!
乳酸菌サプリは副作用がない
乳酸菌サプリを授乳中に飲むことは、全く問題ありません。それは、乳酸菌サプリには副作用がないといわれているからです。
関連記事乳酸菌サプリの副作用は?飲む前に知っておくべき気になる5つのポイント
便秘を改善するために医師からはよく「整腸剤」を処方されますが、この整腸剤は薬です。
薬は基本的には体の異物だと捉えらますから、副作用が起こる場合があることを覚悟して飲むことが求められます。
しかし乳酸菌サプリは「食品」です。薬ではありませんから、副作用の心配はありません。
先ほど、「乳酸菌サプリは授乳中に飲んでも全然大丈夫です!」と言ったのは、このような理由からです。
乳酸菌サプリはとても有益!
乳酸菌サプリの働きというのは多岐に渡り、便秘の改善はもちろんのこと、免疫力のアップ、アレルギー予防など私たちの体に対してとても有効な利益をもたらします。
関連記事アレルギーに効く乳酸菌はこの7種類!特徴や効果まとめ
関連記事一石二鳥!乳酸菌を摂ると便秘と花粉症は同時に解消される?
この有効な利益は授乳中のママが乳酸菌サプリを飲むことで、赤ちゃんにも届けることができます。
母乳はママの血液から作られ、その血液は、ママが食べたもの全てから出来上がります。
ですからママが乳酸菌を摂って赤ちゃんに母乳を与えることで、これらの健康効果を赤ちゃんに届けていることになります。
「乳酸菌サプリは授乳中はNG?」ではなく、
「乳酸菌サプリは授乳中もOK!絶対オススメ!」です。

乳酸菌サプリは副作用もないですし、摂取することでママの母乳を通じて赤ちゃんに健康増進効果をプレゼントすることにもなります。!
乳酸菌サプリを飲んではいけない人はどんな人?①
抗生物質の薬を飲んでいる人
風邪などの感染症にかかってしまった時、抗生物質を処方されることがあります。抗生物質を飲んでいる方には、乳酸菌サプリの摂取はあまりおすすめできません。
抗生物質を服用すると、口から腸内に入り込んで体に悪さをする病原菌を消滅させてくれます。しかし抗生物質はこの時病原菌だけでなく、腸内において良い働きをする善玉菌などの有用菌までも、全部消し去ります。
抗生物質を飲むと下痢になることが多いのは、善玉菌や日和見菌などすべての有用菌が腸内になくなって腸内環境が無法地帯と化し、栄養を何も消化吸収することができなくなるからです。
抗生剤服用時に乳酸菌サプリを飲んではいけない理由
抗生物質の薬を飲んでいる人が乳酸菌サプリを飲んではいけない理由は、腸の菌を全て死滅させてしまうことにあります。
抗生物質はとても強い薬で、1回飲むと胃や腸にある有用菌はほとんど無くなってしまうといわれています。
抗生物質により腸内に有用な菌は何一つ無いのに、腸内細菌のバランスを保つために乳酸菌サプリを飲んでも何の意味もないので、抗生物質服用時の乳酸菌サプリはオススメできないということです。
抗生物質と共に処方されることの多い整腸剤は、抗生物質にも負けない強い乳酸菌だといわれていますが、先程説明したように整腸剤も薬です。
今度は、整腸剤で副作用が起こるかもしれません。
抗生物質に対する耐性乳酸菌としてはビオフェルミンやラックビー有名ですが、菌種によっては抗生物質と合わない可能性も考えられます。
抗生物質と整腸剤、抗生物質と自分の体、整腸剤と自分の体、抗生物質と整腸剤と自分の体、薬は飲み合わせも重要です。相性が合わなければ、また下痢や腹痛などの副作用が出る恐れがあります。
便秘薬もそうですが薬に頼るとなると、結局は副作用などこのようなことを心配しなければならなくなります。

抗生物質を飲んでいる方は乳酸菌サプリを摂取しても、乳酸菌による効果や効能が得られなくなることもあります!
乳酸菌サプリを飲んではいけない人はどんな人?②
他の乳酸菌サプリを飲んでいる人
一般的に乳酸菌サプリには副作用がないとされています。
しかしすでに乳酸菌サプリを別に常飲している方は、また新たな乳酸菌サプリを飲むことは控えたほうがよいでしょう。
乳酸菌サプリは、1個の商品ですでに幾種類もの乳酸菌を配合してあるものが多いです。
乳酸菌サプリを提供する企業が研究や実験を重ねに重ねた末に、最も素晴らしい効果が出た時の最高の状態で、菌は配合ブレンドされているはずです。
ですからその最高の状態の効果を導き出したブレンド乳酸菌に、別の新たな乳酸菌サプリを飲んで乳酸菌を上乗せしても、それは「乳酸菌の摂り過ぎ」です。
確かに、乳酸菌サプリで乳酸菌の健康効果を得るためには、「乳酸菌の量」は大切です。
しかし何ごとにも「限度」というものがあります。
乳酸菌サプリを重複して飲んではいけない理由
授乳中の方が、便秘を解消したいということで「たくさん飲めば効果が早いかも!」と、乳酸菌サプリの商品を3つも4つも重複して飲むと、体に何らかの悪い影響を及ぼしかねません。
ママの体に悪い影響を与えるということは、ママの母乳を飲む赤ちゃんにも悪い影響が伝わってしまうということです。
乳酸菌サプリは決められた一定の量を毎日摂取することが大切で、過剰摂取してもそんなに高い効果は得られません。
関連記事一番効果的な飲み方はどれ?乳酸菌サプリの正しい飲み方

乳酸菌サプリを飲みすぎることは危険です!授乳中は特に控えましょう!
授乳中にはむしろ「乳酸菌サプリ」が必要です!
乳酸菌の力はとても幅広い!
先程から「乳酸菌サプリは授乳中でもOkですよ!」と言っていますが、それは乳酸菌サプリの効果がたくさんあるので、その恩恵をママにも赤ちゃんにも受け取ってもらいたいと願っているからです。
生まれたての赤ちゃんの食事は、母乳だけです。
母乳の質を良くするのは血液なので、血液の質を良くするためにはママが毎日の食事で、たくさんの栄養素を体内に取り込んでいくことが大切です。
ですが赤ちゃんのお世話でとても慌ただしい中、充実した栄養素を盛り込んだ料理を毎日作っていくのは大変な作業です。
乳酸菌サプリの中には、ビタミンやミネラルも一緒に配合してあるものも多いです。栄養素が多く入っていれば、忙しい生活の中でも質の良い母乳を作りやすくなるでしょう。
また腸内に善玉菌を増やしやすくするために効果的だといわれる、オリゴ糖や食物繊維などが配合されている場合もあります。
このような栄養素が入った乳酸菌サプリを授乳中に飲むことで、得られる効果は計り知れません。
- 風邪やインフルエンザ予防
- 疲れが取れやすくなる
- アンチエイジング、肌荒れ防止
- 精神的安定
など、乳酸菌サプリを摂取することで様々な効果を得ることができます。
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乳酸菌を摂る時はヨーグルトよりもサプリメントがイイ!
授乳中の女性が便秘などで悩み、乳酸菌を摂取したいと考えた時は、ヨーグルトで乳酸菌を摂るよりもサプリメントで摂取することをオススメします。
乳酸菌はヨーグルトに多く入っているイメージがあると思われますが、これは乳酸菌サプリのほうがはるかに多いです。
しかもヨーグルトで1日の乳酸菌摂取量を目指そうとすると、400~450g入りのヨーグルトを毎日1パックずづくらいは食べなくてはなりません。
ヨーグルトは100gで、100kcal前後のカロリーがあります。ヨーグルトはカロリーが多いので、脂肪や糖質の摂り過ぎで太ってしまうことも懸念されます。
それに比べて乳酸菌サプリは1粒1~3kcal程度しかありませんから、カロリーの心配は皆無です。

授乳中は睡眠不足になるので、体調不良になることも多いです。乳酸菌サプリは腸内環境を整えることで、多くの健康増進効果をもたらします!
まとめ
乳酸菌サプリは、授乳中にぜひ飲んでもらいたいサプリメントです。
乳酸菌サプリは妊娠中から飲んでも大丈夫ですし、赤ちゃん出産後の、ママの体に疲労がたまった状態の時にこそ飲んでほしいものです。
乳酸菌サプリが授乳中のストレスで荒れてしまった腸内環境を整えることで、免疫力が回復し、健康増進に期待が持てるようになります。
妊娠前も妊娠中も、そして授乳中も、乳酸菌サプリを毎日摂取して腸の中から笑顔になりましょう。

乳酸菌サプリは腸内環境を良好にすることで授乳中のママの体を守ります!また、母乳の質も上がりやすくなりますので赤ちゃんのためにもなります!